競馬予想 第26回 ラジオNIKKEI杯2歳S (JpnV)
2歳秋〜3歳初期の中距離重賞全般に言えることだが、キーワードは「実績より素質」。これをデータからどう読み解くかが鍵となる。
まず、キャリア1〜2戦馬が8連対。距離が長いと「キャリア」が重要なようだが、実はそうではない。連対18頭中11頭はデビュー戦1着。初勝利が3戦目以降だったのは3頭だけ。
連対19頭のそれまで全の成績は〔31・18・0・11〕。平均2勝以下だから、「何勝しているか」は問題ではない。3着以下は平均で1回以下。「着外の少なさ」が重要で、6着以下が2回以上あった馬は1連対しかしていない。
連対馬の前走着順は〔12・4・0・2〕で、着外2回は朝日杯FS。つまり、朝日杯FS以外で3着以下だった馬は消し。また、前走が未勝利戦だった馬は〔0・0・1・23〕。新馬勝ちしていなくても大きな問題ではないが、未勝利戦を勝ってすぐに挑戦…では厳しいレースだということ。
前走で(芝1800Mの)重賞を勝った馬は〔1・2・2・2〕。大崩れは少ないが、「人気で3着以下」が多い。これと連動するように、1番人気は〔1・3・3・2〕と3着が多い。