競馬予想 第33回 エリザベス女王杯(GT)
トップクラスの古馬牝馬は秋の目標をこのレースに定めることが多く、順当に力を発揮する。秋華賞からの参戦馬も人気馬がきっちり結果を出すため荒れる要素が低く配当面でも落ち着いている。人気薄の激走は期待できないだけに、穴狙いは避けたい。狙っても7番人気あたりまで。
牝馬の中距離GTは同競走の他にオークスと秋華賞があるが、勝ち馬はすべてそのどちらかで連対実績がった馬。例外はない。
また2年連続で連対する馬も珍しくなく、6頭が該当している。前年の連対馬には注意したい。ただ、前年より着順を下げることはあっても2着→1着と昇級する馬はいない。
連対馬のステップはすべて秋華賞、府中牝馬S、牡馬混合GT〜GUが20頭中19頭、前走着順は秋華賞なら3着以内、府中牝馬Sなら5着以内を目安としたい。牡馬混合のGT〜GUなら着順よりも着差が大事。そこで「1秒差以内」なら[5・1・3・2]と好成績。着外の2頭は5番人気以下、4番人気以上なら3着以内は確保している。ちなみに、同時期にある府中牝馬Sを選択せずに天皇賞(秋)にチャレンジするような馬は牝馬同士なら力が上と考えても良さそう。これは過去10年で3頭いて〔2・0・1・0〕。