競馬予想 第14回 函館スプリントS(GV)
昨年のサマースプリントシリーズはすべて牝馬が勝った。これは昨年の(日本の)短距離路線のレベルの低さを表しているが、昨年だけでなく、近年のこのレースは牝馬の活躍が目立つ。洋芝で力の要る馬場であることは確かだが、平坦で輸送のない現地競馬。地下馬道もないのでカリカリした牝馬が走りやすい。
連対20頭中8頭は牝馬。前走が「芝1000〜1200Mで1〜2着、または前走が1400M以上かGT」という4〜6歳牝馬が連闘でも半年以上の休み明けでもなければ〔5・3・0・4〕。半分以上が連対している。
一般に牝馬が牡馬相手に56キロだと苦しいが、平坦の短距離なら別。56キロの牝馬は〔1・1・0・1〕と問題なく好走している。
逆に良くないのは58キロの牡馬で、〔0・0・0・3〕。実績上位の牡馬がここに出走してくるのは、何か問題があると考えた方がいい。。57キロの牡馬も〔1・1・0・7〕と良くはない。
横山典騎手が〔2・4・0・3〕と連対率66・7%。6連対中3連対はタイキトレジャー(3年連続連対)だが、前走が1600万条件、前走オープン特別8着といった「苦しそうな馬」でなければほとんど持ってくる。