競馬予想 第45回 愛知杯(GV)
かつては暮れの父内国産限定戦。平16年から牝馬限定戦となって6月に移動し、昨年から暮れに戻った。
6月開催の2回は、9→5→8番人気、13→11→14番人気での決着。古馬牝馬のハンデ戦は荒れやすいが、それにしても「めちゃくちゃに荒れている」という表現が妥当という結果。前走1600万6着馬と1000万1着馬が勝っている。
かつて暮れに行われていた頃の阪神牝馬S(別定)でも、GT好走馬が人気で消え、前走で条件戦を走った馬が台頭することが少なくなかった。
GT好走馬がハンデ戦のここに向かうことはあまりないだろうが、GT好走の重ハンデ馬より、条件上がりの軽ハンデ馬を狙う方が良さそうだ。
6月開催時の3着以内6頭中4頭は4歳馬。暮れ開催時の阪神牝馬Sでは3歳馬が9年で7連対しているので、3歳馬には要注意。
6月開催時は2回ともサンデーサイレンス産駒が連対。暮れ開催時の阪神牝馬Sではサンデーサイレンス産駒が9年で8連対。中京芝2000Mはサンデーサイレンスよりもトニービン、ダンスインザダークが得意とするコースだが、それでもやはりサンデーには注目。特に重賞経験が少ないサンデーサイレンス産駒には要注意。