競馬予想 第59回 ダイヤモンドS (GV)
ハンデ57〜57.5キロは〔2・1・3・9〕。前走芝2200M以上のオープンで
1〜2着なら〔2・1・2・3〕と悪くはないが、連対20頭中13頭はハンデ54キロ以下。その理由を検証する。
現在、3000M超の重賞は年に4つ。3000M超の1000万・1600万はない。したがって3000M超に適性のある馬はオープンまで上がるのに苦労し、オープンに上がっても活躍の場が少ない。
一方、ハンデは「実績」によって決まるので、2500Mあたりの1600万を勝てない馬は重くならない。そういった馬が「たまたま」軽ハンデで好走するだけで、弱い馬が恵まれたわけではない。軽ハンデでダイヤモンドSを好走し、その後に阪神大賞や典や天皇賞(春)で好走した馬は多い。
連対20頭中10頭は前走が1000万・1600万。そのうち8頭は前走で負けていた。クラス実績や前走成績は不問。格下馬が簡単に好走するので、1番人気の成績は悪く〔2・0・2・6〕。
注目種牡馬はダンスインザダークで〔2・2・1・4〕。着外となった1番人気6頭中3頭はサンデーサイレンス産駒で、「中距離決闘」では好走できないレース。