競馬予想 第45回 札幌記念 (GU)
定量戦のGUで格は高いが、牝馬が〔4・2・1・7〕と大活躍。10年表からは消えているが、11年前も牝馬エアグルーヴが勝っている。
クイーンSから連闘で臨んで好走しているケースも多いが、インフルエンザ騒動で札幌記念が2週遅れになった一昨年も1、4着。キーンランドCもそうだが、札幌芝では牝馬が好走しやすい。特にクイーンS(逃げ切りが普通)で差し不発だった牝馬には注目したい。
若い馬が通用するのも特徴で、3歳馬は〔3・0・1・6〕。昨年はマイネルチャールズが2番人気で6着だったが、「ハイペース未経験」という個別の事情があった。
牝馬や3歳馬が活躍するといっても過去の実績は重要で、連対20頭中16頭は重賞ウイナー。他4頭は重賞出走回数が0〜2回。3回以上出走して勝っていないと苦しい。
ちなみに重賞未勝利で連対した4頭中3頭は、芝2000M5賞、2戦2勝、〔2・1・1・0〕という2000Mのスペシャリスト。例外は2000Mも重賞も未経験だった平成19年のアグネスアークだが、その年の天皇賞(秋)で2着に好走している。