競馬予想 第53回 有馬記念(GT)
1番人気は過去9年で[5・1・0・3]とまずまずの成績。着外3頭のうち、2頭は3歳馬だった。そもそも過去9年の有馬記念で1番人気の3歳馬は3頭いるが、ディープインパクトを含めてすべて敗れている。古馬は有馬までのローテを念頭に秋を使う陣営が多いが、3歳馬の目標はクラシックというケースがほとんど。オツリがない状態で古馬相手となると楽ではないということ。
過去9年の連対馬18頭中15頭が1〜4番人気馬で、馬連配当も2000円以下が6回。5番人気以下での連対は、アメリカンボス(13番人気)、タップダンスシチー(13番人気)、ポップロック(6番人気)の3頭だが、これらはすべて先行馬。有馬記念では過去16年でデータをとっても、5番人気以下での連対馬7頭はすべて4コーナー5番手以内の位置にいた。人気薄を狙うなら先行馬。
以前はジャパンカップ好走馬の凡走が目立った有馬記念だが、近5年の勝ち馬はすべて前走ジャパンカップ1〜3着馬。ジャパンカップはステップレースとしても強く、連対馬の半数が該当。これに続くのが菊花賞直行組の3連対。
また、02年〜06年まで5年連続で連対しているのが外国人騎手。ほとんどがペリエ騎手だが、こちらも注目しておきたいところ。