競馬予想 第61回 鳴尾記念(GV)
何度か条件変更を繰り返してきたが、平12年以降は暮れの阪神2000Mハンデ戦。一昨年から(新コース)の阪神外回り1800M・別定となった。
10年以上前、2500MハンデGUだったころは3歳馬が強く10年で[6・2・3・33]だったが、2000MハンデGVとなってから6年で[1・2・1・16]。かつては菊花賞上位馬が好走していたが、2000Mになって長距離適性が生きず、GVのためハンデが重くなり、好走確率が下がった。
ところが別定1800Mとなった一昨年は、天皇賞(秋)やマイルCS出走の3歳馬が1、2着。今後はこのパターンが定着するものと推測できる。レース名が同じというだけでレースの性質は違うのだが、以下は平12〜18年の7年分で進める。
前走が同年秋のGTだった馬は[4・4・2・14]。連対14頭中8頭はこのタイプ。
連対14頭中13頭は前走が芝1600〜2000M。前走が菊花賞だった馬は1連対で、これは菊花賞の直前に2000Mの重賞勝ち。中距離路線の馬が中心。アルゼンチン共和国杯(2500M)組は危ない。
連対14頭中10頭はすでに重賞を勝っていた馬で重賞3着もなかったのは2頭。この2頭は前走が京都芝の1600万だったが、別定になるとこのタイプの出番はまずないものと思われる。