競馬予想 第25回 フェアリーS (GV)
一昨年までは12月に行われていた2歳重賞。昨年は施行されず、今年から1月の3歳重賞となり、距離も1600Mへと変更された。菜の花賞(牝馬限定オープン特別)も参照する。
12月開催時は「阪神JF好走→中1週は危険」という傾向だったが、菜の花賞においては前走阪神JF出走馬は〔2・0・1・2〕。これらは中6〜7週で、フェアリーSは阪神JFから中3週となるが、阪神JF→(旧)フェアリーSが中2週だったころは、このステップが主流だった。おそらく新フェアリーSでも主流となる。
菜の花賞での阪神JF組以外の3着以内馬6頭中5頭は前走1〜3着で、残る1頭は前走がダート。阪神JF以外の芝で凡走していると苦しい。ただ、旧フェアリーSでも菜の花賞でも1勝馬が互角以上の活躍。「実績」は重要ではないはず。
関西馬は〔3・2・5・27〕。連対5頭はすべて1〜3番人気だが、1〜3番人気で3着以下だった馬が7頭。わざわざ1200Mの重賞を狙って関東に遠征してくる関西馬は信頼度が低かった。では、1月の中山1600Mを使う関西馬はどうか。おそらくあまり「勝負懸かり」ではない。