競馬予想 第37回 高松宮記念(GT)
過去10年で馬連の3桁配当は1度(平13年)しかないが、万馬券も1度だけ、3000円以下の配当が半数の5回。1番人気は3連対と信頼できないが、連対馬の人気はすべて8番人気以内で決着と、「堅くはないが、大荒れもない」といえる。基本は中穴狙いだ。
ステップで強いのは阪急杯。昨年から1200M→1400Mに変更になり重要度が薄れたかと思われたが、オレハマッテルゼが阪急杯から優勝を飾っている。これで高松宮記念の施行時期が3月末になってからの過去7年すべてに阪急杯をステップにした馬が連対していることになる(平15年と平17年はワンツー)。
実績も重要なファクターで、開催が3月になってからの7年間では、平14年のショウナンカンプを除いた連対馬のすべてに「前2走のどちらかでマイル以下の重賞連対」か「過去にマイルCSかスプリンターズSで3着以内」の実績があった。
平坦小回りがポイントだが、脚質は意外に差し馬有利の傾向にある。過去10年をみても、4角先頭で連対した馬は僅か2頭で、逃げ馬は1頭のみ。4角5番手以下の馬が13連対と強い。スプリンターズSでは4角先頭馬が5頭連対しており、一般的なイメージとは逆の結果となっている。