競馬予想 第62回 鳴尾記念 (GV)
暮れに移った(戻った)平成12年以降はハンデGV・2000M。そして阪神に外回りコースが設置された平成18年からは別定GV・1800Mとなった。暮れの開催に戻った最近9年を対象とする。
ハンデ2000Mだったころ(6年)は前走マイルCS組が〔2・2・1・4〕、天皇賞(秋)組が〔1・0・0・3〕。別定1800Mとなってからの3年はマイルCS組〔0・1・0・2〕、天皇賞(秋)組〔2・1・0・2〕。天皇賞(秋)組の出走が増えたうえに好走確立が上がっている。
連対18頭中12頭は前走6着以下。格上レースで凡走していても問題はなく、逆に前走1〜2着馬は〔2・2・1・28〕と今ひとつの成績。
2000Mから1800Mに変わり、1600M(マイルCS)組より2000M(天皇賞)組が活躍するようになったのもポイント。内回り2000Mより外回り1800Mの方が少しスタミナが必要なようだ。
ハンデ戦時代は連対馬12頭中8頭が重賞ウイナー。そして別定戦になってからは連対6頭すべてが重賞ウイナー。また、6頭中5頭は1800M以上の重賞を勝っていた。実績上位馬が強く、なおかつ重賞実績が1600M以下だと割り引きが必要。