競馬予想 第44回 北九州記念 (GV)
平成18年に、それまでの「別定1800M」から「ハンデ1200M」に変わった。レース名が同じだというだけでまったくの別物なので、かつての北九州短距離Sも参考とする(計6年分)。
トップハンデは〔2・1・1・3〕で、勝った2頭は55〜56キロの牝馬。実質57〜58キロということだが、これでトップハンデということは、それより重い牡馬がいなかったというだけ。
牡馬が57キロ以上背負うと〔0・1・1・4〕だから、「実質ハンデ」よりも「字面のハンデ」を重視した方が良さそうだ。
重賞の最近3年だけを見ても、前走1600万で負けていた馬や1000万を勝ったばかりの馬が3連対と半数を占める。このタイプが斤量減→大駆けというのが穴パターン。重ハンデ馬の不振と併せ、短距離重賞では斤量が重賞であることが分かる。
連対12頭中11頭は小倉芝1200Mで連対歴があった馬。昨年1着のスリープレスナイトは小倉自体が初コースという例外馬だが、そういう状況で勝てるからこそ、続くGT(スプリンターズS)も勝てたのだろう。前走成績がアテにならないハンデ戦なので、普通はコース実績を重視したい。