競馬予想 第24回 マイルCS(GT)
日本で1番堅いGTと呼ばれていたのも今は昔。スプリンターズSの施行時期が秋へ移ってからは波乱が多い。1番人気馬は5連対とまずまずだが、連対できなかった5頭はすべて掲示板外と極端。
前走では、天皇賞(秋)が7連対でトップだが、毎日王冠出走馬が強く8連対。特に近5年では6連対と活躍。逆にスワンSからの連対馬は10年前のタイキシャトルのみ。昔はスワンS→マイルCS→スプリンターズSが一般的なローテだったが、スプリンターズが秋に移行してからはスワンSをスキップする実力馬が増えてレベルが落ちたのが要因だろう。そのスプリンターズS優勝馬は3勝(2頭)。
ただし、その2頭は1600M以上で2勝以上の実績がすでにあった。そもそも距離実績は重要で連対馬20頭中19頭に1600Mでの勝ち鞍があり、18頭が1600Mの連対率50%を上回っていた。
年齢では6歳以上が苦戦で、連対したのはトウカイポイント(6歳)のみ。基本は5歳まで。
また、2年連続連対馬が4頭いるように、過去の連対馬は注意。ちなみに2着馬の翌年成績は〔1・1・0・6〕。連対したエイシンプレストンとダダイワメジャーは最初の2着時の着差が勝ち馬から1馬身以内の敗戦で、1馬身以上離された2着馬は翌年に人気になってもすべて消えている。