競馬予想 第55回 日経賞(GU)
かつては春の天皇賞に向けての関東の主流ステップレースだったが、春の天皇賞に関東馬の出走が1頭だけ(昨年)というような状況なので、最近は(以前と比べると)波乱が多い。
1番人気は〔4・2・1・3〕。4着以下3頭中2頭は「前走有馬記念1着」だった。同コースのGT勝ち馬が消えるのだから始末が悪いが、こういうタイプにとっては日経賞は単なる叩き台。
有馬記念勝ち馬は不振だが、前走有馬記念2〜4着だと〔3・1・0・1〕。また、前走ダイヤモンドS1着、中山記念1〜3着、京都記念1〜3着は計〔3・3・1・3〕で、基本的に重賞好走馬は信頼できる。ただし、前走1600万で負けていた馬も2連対している。
前走成績に関しては「メンバー次第」になるということだが、距離実績に関しては例外は少なく、連対20頭中18頭には2200M以上の重賞で3着以内があった。「前走は条件戦だが、それ以前に長距離重賞3着がある」という馬の連対も目立つ。
騎手別では横山典〔3・0・3・3〕が突出した好成績。4着以下は8〜13番人気で、1〜4番人気なら〔3・0・3・0〕。長距離では武豊と双璧の騎手。過去10年、武豊の騎乗がない日経賞では圧倒的に強い。