フローラSが「桜花賞から中1週」になったのと同時に、6年前から青葉賞も「皐月賞から中1週」となった。フローラSはこの日程になってから非常に荒れやすくなったが、青葉賞は逆に荒れなくなった。牝馬のトップクラスは「桜花賞はパスしてオークス狙い」というケースは稀だが、牝馬の場合は「皐月賞はパスしてダービー1本」というケースが少なくないからだろう。1番人気は[6・0・1・3]だが、現日程では[4・0・1・1]。最近6年では馬連30倍を超えたのは1度だけだから、せいぜい中波乱までとなっている。
 現日程では皐月賞出走馬は[0・0・1・3]。出走数自体が少ない。レース別では毎日杯(4連対)、山吹賞(3連対)の2つが目立つが、毎日杯を含め皐月賞のステップに当たるレースから直行した馬に注目。特に弥生賞からの直行馬は[1・1・1・0]と抜群の成績で、その他、スプリングSからの直行馬も買っている。
 山吹賞は500万特別だが、距離が2200M。すみれS、若草Sといった2200Mのオープン特別も勝ち馬を出しており、前走が重賞でないのなら2200M以上であるのが望ましい。
 ただし注意したいのは、前走2000M以下の500万で負けていた馬が穴をあけていること。1勝馬は2連対でしかしていないが、この2頭は1600M、2000Mの500万で負けていた馬だった。