競馬予想 第67回 皐月賞(GT)
1番人気馬の成績は[3・2・2・3]と5割。微妙な数字ではあるが、これは前走の競馬内容で分類できる。「前走4コーナーで3番手以内」だった馬は[3・2・0・0]、そうでなければ〔0・0・2・3]と明暗がはっきり。皐月賞を勝ったディーブインパクトやネオユニヴァースといった差し馬も、中団(または後方)から早めスパートで「前走4コーナーで3番手以内」の条件を満たしている。要するに、自在性が必要なのだ。
また過去10年の連対馬のうち、「前走4コーナーで5番手以内」だった馬が15頭と圧倒的。本番では差しも決まるが、差し・追い込み一辺倒では苦しい。これは、スペシャルウィーク、タニノギムレット、アドマイヤベガといったダービー馬が該当している。さらに、前記のスペシャルウィークやアドマイヤベガに騎乗していた武豊騎手について。彼の騎乗馬は人気になることが多く、過去10年で8回騎乗し、1番人気4回、2番人気4回、4番人気1回と圧倒的。が、結果は[2・0・1・5]と裏切ることが多い。
ステップでは弥生賞とスプリングSがともに7連対と優秀。前走着順は18頭までが4着以内だったが、残る2頭も前々走では1着と、2戦続けて凡走しているようでは巻き返せない。