競馬予想 第40回 マイラーズC (GU)
まず注目したいのは牝馬の成績。過去10年では〔1・4・2・16〕だが、最近3年は〔0・3・1・2〕。出走数は減り、好走数は増えている。
4年前に何があったかというと、ヴィクトリアマイルが創設され、阪神牝馬Sが4月(マイラーズCの1週前)に移動した。これにより、マイラーズCで勝負にならない牝馬は阪神牝馬Sへ、ヴィクトリアマイルを狙える牝馬はマイラーズCへ出走するというパターンが確立されたようだ。
連対20頭中15頭は重賞ウイナー。牝馬が活躍しているとはいえ、別定GUらしく重賞実績が要求される。重賞未勝利だった5頭中3頭はサンデーサイレンス産駒。「サンデーサイレンスだけは実績不問」という重賞は多く、今後はこのパターンが減るはずだが、昨年はアグネスタキオン産駒の重賞未勝利馬ニシノマナムスメが2着。このパターンが増えるかもしれない。
連対馬の前走成績は〔5・2・2・11〕。着外からの巻き返しも多いが、前走が芝1600〜1800Mなら4着以内が目安(例外1頭)。
古馬のマイル重賞らしく、関東〔4・5・4・22〕関西〔6・5・6・88〕と東西互角。