競馬予想 第13回 ファンタジーS(JpnV)
まず特筆すべきは「距離実績馬」の成績の悪さで、前走が1500M以上だった馬は[0・1・2・18]。2着も勝ち馬から5馬身差で、1度たりとも「勝ち負け」にはなっていない。これた21頭中7頭は1〜3番人気で、毎年のように「最初から勝ち目のない人気馬」がいる。
また、それまでに1500M以上で勝ったことがあった馬は[0・1・0・14]。マイル重賞連対馬も[0・0・0・4]。そもそも1500M以上の経験があった連対馬が2頭しかいない。
これはつまり、ファンタジーSは短距離馬のレースだということ。連対馬の中で、後に1800M以上でも勝てたのはスイープトウショウだけだ。
したがって1200M重賞好走馬は強く、1200M重賞連対馬は[3・1・2・4]。このタイプが1〜4番人気なら[3・1・2・0]と着外なし。
2歳の短距離重賞では「素質」より「キャリア」や「実績」がモノを言う。まず、連対20頭の前走はすべて1〜3着。そして連対馬のキャリアは1戦=4、2戦=4、3戦=5、4戦以上=7で、キャリア豊富な馬の方が良い。ちなみに、キャリア1〜2戦で勝ったのはロンドンブリッジ、プリモディーネ、ピースオブワールド、スイープトウショウ、ラインクラフト。確実にGT級になる。