競馬予想 第48回 AJC杯(GU)
「春の天皇賞へ向けてのスタート」なのか「有馬記念の敗者復活戦」なのかだが、結論から言うと有馬記念組は危ない。前走が有馬記念だった馬は〔1・1・2・7〕で有馬記念最先着馬に限ると〔0・0・3・4〕。これよりは中山金杯の最先着(かつ5着以内)馬〔1・4・0・4〕の方が信頼度は高い。
ただし、1番人気は〔4・1・1・4〕だが、4着以下4頭中2頭は中山金杯最先着馬(他の2頭は有馬記念最先着馬)。全面的に信頼できるわけではない。
「近況上位馬」は信頼できないが、重賞実績は重要で、連対20頭中16頭には重賞連対歴があった。他の4頭中2頭は前走冬至S1着で、残り2頭は重賞経験2戦以下のサンデーサイレンス産駒。京都金杯もそうだが、サンデー産駒は「重賞実績不問」となりやすい。
年齢別では4歳〔4・3・1・17〕、5歳以上〔6・7・9・70〕。また、1〜3番人気馬をみると、4歳〔4・3・0・4〕、5歳以上〔4・4・3・8〕。トータル連対率でも人気馬の信頼度でも4歳馬が上と言える。
連対数では東=13、西=7だが、関西の牡馬が1〜2番人気なら〔3・2・0・0〕と堅軸。