競馬予想 第44回 金鯱賞(GU)
1分58秒を着ることも珍しくないスピードレース。まず不利なのは前走が天皇賞(春)だった馬で[0・2・4・7]。1200Mの距離短縮には対応しづらい。連対2頭は、中京2000Mの重賞2戦2勝だったツルマルボーイと、その年の中京記念2着馬で、このあと中京2000Mの重賞を2勝するローゼンクロイツ。そのぐらいのスペシャリストでも「ようやく2着」というステップ。
また、前走が前年の有馬記念(2500M)、2400Mのオープン特別だったという馬も連対しているが、これはすべてタップダンスシチー(3勝)。以上5例を除いた連対15頭中12頭は前走が1800〜2200MのGU・GV。その他は2300Mのオープン特別1着馬が3頭、1600Mのオープン特別7着馬が1頭で、基本的には中距離路線の馬が中心。
3勝したタップダンスシチーの他、10年で2回以上連対した馬が計4頭。中京記念の好走馬を含め、中京2000M実績馬には注目したい。
コース巧者が強い平坦コースの重賞だが別定GUらしくレベルは高い。連対20頭はすべて2000Mで勝っていて、うち17頭は芝2000Mの重賞で連対していた。重賞実績・距離実績のある馬が好走するので波乱度は低く、馬連平均配当は1650円。