競馬予想 第43回 スプリンターズS (GT)
1番人気は〔4・4・0・2〕と意外に信頼度が高い。6番人気以下の連対も僅か2頭のみで比較的に平穏な決着が多い。大穴狙いは避けたい。
スプリンターズSは00年から秋開催に移行(99年以前は年末)しているが、これにより前哨戦のセントウルS(中2週)が安田記念の京王杯SCと同じ傾向となっている。勝ち馬は〔1・1・0・7〕。1着はスプリンターズSが新潟開催のビリーヴ、2着はセントウルS2〜7着馬が5連対しているように、京王杯SC同様、中2週の前哨戦は勝ち馬よりも、疲れを残さない程度の好走馬が狙い目だ。
2カ月以上間隔があった馬の連対は6回だが、すべて「1200MのGTで連対」があった。スプリント路線の一流馬は活躍時期が長い(ライバルの出現が少ない)ので、少々の不利は克服するようだ。
また脚質では、同じ1200Mの高松宮記念と異なり、逃げ・先行馬の活躍が目立つ。「4コーナー5番手以内」の馬が15連対で、逃げ馬も4頭が連対している。6番手以下から差しで届いたのは既にGT連対実績のあったトロットスター、デュランダル(03〜05年の3回)、キンシャサノキセキだけ。