競馬予想 第135回 天皇賞(春)(GT)
1番人気は[4・1・2・3]と信頼度は高くない。さらに、GT勝ち実績がないのに1番人気になった馬は[0・0・1・2]と連対なし。そして、ここ10年で馬連万馬券が3回あるのだが、その影の立役者こそ、その1番人気馬。このような低レベルな年は荒れるので要注意。信頼でいうならば1番人気よりも菊花賞連対馬(前年とは限らない)が上で、過去10年のうち7回が該当する。
ステップとしては、阪神大賞典組が9連対で、日経賞組が5連対と続く。やはり基本路線はこの2つ。もう1つの前哨戦である大阪杯は2連対だが、ここの勝ち馬は連対なし。テイエムオペラオーが大阪杯4着→本番1着、ヒシミラクルが同7着→同1着だが、どちらも菊花賞で連対しているステイヤーだった。大阪杯に限らずステイヤーの前哨戦惨敗は問題なく、逆に狙い目のパターン。
距離実績では「2500M以上で1着、または重賞連対」が18頭。例外の2頭は、冒頭で述べた「1番人気馬がGT優勝実績なし」の年。このような年の対策としては、「近年実績よりも過去の中・長距離実績」(忘れた頃にやってくる)、「OP以上のレースで前2走とも3着以内」(調子良く、堅実で、距離延びて押し出されるように上位に進出してしまう)の2パターンが連対している。