競馬予想 第43回 七夕賞(GV)
一昨年で1番人気の連敗が26でストップし、昨年は3、1、2番人気が1、2、3着。函館記念もそうだが、荒れる傾向だったハンデ重賞が近年はあまり荒れなくなってきている。
ただし、波乱が続いていたころも、まったくの格下馬が台頭するケースは多くなかった。連対20頭中10頭は重賞勝ち馬。その他も重賞2着3回以上が3頭、GT5着以内が2頭で、重賞実績がなかった5頭にしても重賞出走歴はあった。
重賞出走歴がなかった5頭のうち、4頭は(七夕賞で)逃げた馬。「逃げた馬」は通算「2・3・1・6」だが、3着以下7頭中4頭は2頭で競った時。開催最終日で「外伸び馬場」になりやすいが、それでも「逃げそうな馬」には注意が必要だ。
意外に格がモノを言うという傾向は前走のクラスにも表れていて、前走が安田記念なら〔2・2・0・4〕。ただし、前走がGU・GVだと注意が必要で、「前走、ハンデ戦ではない芝のGU・GVで1〜3着」という条件をつけても〔2・2・2・6〕と連対率4割。
トップハンデは〔3・1・0・8〕で、57キロ以上なら〔3・1・0・4〕。連対4頭中3頭は5〜6歳。着外4頭中3頭は7〜8歳なので、年齢によってある程度は判断できる。