競馬予想 第22回 ファルコンS(JpnV)
かつては6月の中京(2回中京)最終週だったが、クリスタルCが廃止された一昨年から1回中京2週目に移り、明らかに傾向が変わった。
最終週だったころは6〜8枠が[6・3・4・46]。6〜8枠が連対しなかったのは1回だけだった。ところが2週目になると枠連3−4と1−2。3着は2年連続で1枠だった。
最終週なら内が荒れて外枠有利。2週目ならコースロスがない内枠有利。好走するタイプも変わった。以前はダート実績があるようなパワータイプが強かったが、現在ではスピードタイプが優勢。
天啓的なのがサクラバクシンオー産駒で、3〜10年は[0・0・1・6]、最近2年は[1・1・2・3]。昨年は内枠に入ったバクシンオー産駒が1、2、3着だった。
また、3〜10年前の連対馬16頭中11頭が前走が1400M以上だったが、最近2年の3着以内馬6頭はすべて前走1200M。かつては優位に立っていた距離短縮馬が不振になった。
今年は3週目だが、梅雨の4週目とは違うはず。
2歳夏の3重賞とフェアリーSぐらいしか1200M重賞を消化していないので、実績は不要。3着以内6頭中3頭は前走が500万だった。しかし、芝1200Mのオープン、重賞好走馬がいれば中心。