競馬予想 第27回 小倉2歳S(GV)
連続開催最終日の芝1200Mなので外枠有利。1〜4枠〔2・1・2・54〕、5〜8枠〔7・8・8・51〕となっている(京都開催時を除く)。
「芝が荒れているため外枠有利」というのは他の項目とも連動している。まず1番人気は〔3・0・1・6〕で、京都開催時を除けば〔2・0・1・6〕。前開催の高速芝で新馬やフェニックス賞を勝った馬が荒れ馬場で動けないことが多く、1番人気は消えやすい。
フェニックス賞の勝ち馬は〔2・1・0・4〕で、京都開催時を除けば〔1・1・0・4〕。また、連対20頭中12頭はキャリア2戦以上。フェニックス賞の勝ち馬が不振なのにキャリア2戦以上が活躍するということはデビュー戦で負けた馬が活躍しているということで、連対20頭中8頭はデビュー戦で負けていた。
このレースの勝ち馬は芝のクラシックでは通用しないことが多い。2歳夏の1200Mだから、という理由もあるが、早熟馬や短距離馬ばかりが勝っているわけではなく、ダート1600MのGT勝ち馬は2頭(ブルーコンコルド、メイショウボーラー)出ている。つまり、芝のクラシックでは切れ負けする。ダートで勝った馬、ダートもこなしそうな馬、ダート血統の馬には注目したい。