競馬予想 第38回 マイラーズC(GU)
安田記念は2ヶ月先。別定GUでレベル自体は低くないが、直結するGTはないという点では中山記念と似ている。同じ馬が何度も好走するという傾向も中山記念と似ている。
そのためなのか中山記念好走馬は好成績で、同年の中山記念6着以内馬は〔5・2・1・3〕。
これは「単なるマイラーより中距離型が強い」ということも示していて、連対20頭中17頭は1800〜2000Mで勝っていた馬。他の3頭中2頭はサンデーサイレンス産駒で、もう1頭は1600MのGTを勝っていた馬。
連対20頭中、重賞連対歴がなかったのは4頭。うち2頭は10年前(3月上旬開催のころ)で、他の2頭はサンデーサイレンス産駒。中距離実績の項目でもそうだったが、サンデーは別格という面がある。これは他の項目でも見られる傾向で、牝馬は〔1・2・4・16〕と苦戦の傾向だが、連対3頭中2頭はサンデーサイレンス産駒だった。サンデー産駒だけは格下でも牝馬でも注意が必要。
関東馬〔4・5・3・17〕、関西馬〔6・5・7・89〕で、連対数は互角。連対率では関東馬が3倍以上という結果。他の重賞でもそうだが、調教の成果より馬の素質の方がモノを言うマイル路線では、関東馬が互角に渡り合える。