競馬予想 第54回 神戸新聞杯(GU)
菊花賞の日程が変わり、神戸新聞杯が最終トライアルとなった最近6年分だけを採用する。
まず、1番人気は[4・1・1・0]と堅実。1番人気が不安定な牝馬のローズSとは違う。2番人気も[0・2・3・1]、3番人気も[2・1・0・3]と悪くなく、連対12頭中10頭は1〜3番人気。配当は低めで、馬連20倍以上はなく、平均で10倍未満。この堅さはかつての京都新聞杯(菊花賞トライアル)と同じなので、今後も継続されると推測できる。
ダービー馬は[2・1・1・0]、ダービー2着馬は[2・0・2・1]。また、皐月賞馬は[1・1・2・0]、皐月賞2着馬は[0・2・0・2]。春の実績馬は安定している。
ちなみに、3着となったダービー馬、皐月賞馬はダービーの後に宝塚記念に出走したりイギリスに遠征したりした馬。ダービー後、普通に休養していれば連軸として信頼できるし、危ないパターンでも3着は確保している。
春2冠の連対馬以外は4連対。うち2頭は前走芝1800〜2000Mの重賞1着。他の2頭は夏の1000万(芝2000M)連対馬。重賞実績馬か中距離で古馬相手に通用した馬しか連対していない。
連対馬の半数(6頭)、3着馬の半数以上(4頭)がサンデーサイレンス産駒だが、実は2勝しかしていない。勝ったのはゼンノロブロイ、ディープインパクトというチャンピョン級で、よほどの超A級でないと「2着まで」という傾向。