競馬予想 第12回 エムルS(GV)
札幌はコーナーが緩いので外を回ると不利で、馬番別成績は1番〜6番〔6・7・4・43〕、7番〜13番〔4・3・6・53〕。連対率は21.7%と10.6%であり、内枠有利。したがって先行有利。
59キロの牡馬(GT勝ち馬)は〔3・0・0・5〕とそれなりに貫禄を見せるが、58キロの牡馬(GU勝ち)は〔0・0・2・7〕、56キロ以上の牝馬(GT〜GU勝ち)は〔0・0・0・2〕と不振。「実績上位馬」がシャカリキになって勝ちに来るレースではないし、そもそも「格上」がここに出走してくる時点で何か問題がある。56キロの牡馬(重賞未勝利)が10連対、55キロの牝馬と57キロの牡馬(GV勝ち)が計6連対で、中心は「GV級」ということになる。
年齢別成績は3歳〔1・0・1・8〕、4歳〔5・3・1・25〕、5歳〔1・6・1・23〕、6歳〔3・0・6・23〕、7歳以上〔0・0・1・17〕。6歳の連対馬は57キロの牡馬(GV勝ち)だけで、重賞未勝利でOKなのは4〜5歳のみ。
連対馬20頭中8頭は前走から中9週以上で、前走は重賞。その他12頭中10頭は前走(マリーンS6、マーキュリーC2、ブリダーズGC2)で3着以内。休養明けが活躍する夏の重賞なのでブライアンズタイム産駒(休み明けと夏に弱い)は不振で〔0・1・1・10〕。