競馬予想 第27回 新潟2歳S(GV)
1400Mになったのが10年前。中山1200Mでの代替開催を挟み、1600Mになったのが5年前。全体を通して変わらない傾向と、距離が延びたことで変化した項目がある。
まず、連対馬20頭中15頭は新馬初戦勝ち。地方馬タマルフィルターも加われば16頭はデビュー勝ちで、他にデビュー戦が1位入線→降着だった馬もいる。これは距離が延びても変化していない。
しかも連対馬20頭中12頭はキャリア1戦。夏の2歳重賞では「初戦勝ち」「キャリア1戦」は消える人気馬の定番なのだが、このレースに限っては違っていた。
ただし、1600Mになってからの連対馬10頭中5頭はキャリア2戦以上。また、キャリア1戦で連対した5頭中3頭は1600Mで勝った馬で、他の2頭も1400M勝ち。これが距離が延びて変化した項目で、さすがに1600Mともなると「1200Mで勝ち上がってキャリア1戦」では厳しい。
オープン特別(ダリア賞)の勝ち馬が好成績なのも特徴の1つで、ダリア賞1着馬は〔2・1・3・0〕と4着以下になったことがない。
デビュー戦で勝ち上がった馬、オープン特別の勝ち馬が好走するので、1番人気は〔5・2・3・0〕と4着以下がない。