競馬予想 第42回 フローラS(GU)
桜花賞から中2週だった頃(平9年〜平11年)は桜花賞出走馬が〔3・1・0・9〕だったが、中1週となった最近7年では〔0・0・1・8〕。出走数そのものが減っているが、この9頭中3頭は1〜3番人気。このステップの人気馬は消える。これに伴って人気馬は軒並み不振で、最近7年は1番人気〔0・2・1・4〕、2番人気〔1・0・0・6〕、3番人気〔0・3・1・3〕。7年で4回も9番人気以下が勝ち、「これが最初で最後の重賞勝ち」という馬を多数輩出している。
正直なところ、「デタラメな結果」が多く、データで絞るのは難しいのだが、連対馬のステップには一定の傾向が見受けられる。(最近7年の)連対馬14頭中9頭は前走が忘れな草賞、ミモザ賞、フラワーCだった。すなわち、1800〜2000Mをステップとした馬が強い。
前走が未勝利戦だった馬が2連対、前走500万で負けていた馬が3連対しているように「実績」はまったく不問だが、距離実績は重要。連対14頭中11頭は1800M以上で勝っていた。1800M以上の経験すらなかったのは前走がフィリーズレビュー(1400M)というレアケースのディアデラノビアのみで、1800M以上を2度経験しながら勝っていなかった馬の連対例はない。