競馬予想 第54回 日経新春杯(GU)
かつては「春の天皇賞を目指す関西馬」の代表的な始動レースだったが、ハンデ戦になってから様子が変わった。連対20頭中8頭は前走か前々走が1600万条件戦。前走か前々走が1600万条件に出走した馬がハンデ53キロ以上なら〔5・3・4・11〕。一方、前走が前年秋のGTだった馬は〔2・3・1・14〕。連対率は「条件上がり」より良くなく、人気馬がよく消える。
トップハンデは〔3・1・1・11〕だが、単独トップハンデなら〔2・1・1・2〕。「格上」の成績が悪いわけではないが、それよりは条件上がりの方が狙い目だということ。ハンデ55キロ以下は〔6・8・8・68〕だが、55キロ以下で1〜2番人気なら〔3・2・0・0〕。実績不足で55キロ以下だが人気があるという馬は買い。
注目騎手は3人。四位騎手は〔3・1・0・3〕で、1〜4番人気なら〔3・1・0・1〕。福永騎手は〔1・1・2・3〕で3番人気以内なら〔1・1・2・0〕。池添騎手は〔0・2・0・1〕で、2着は7、8番人気。3人とも「ゆっくり追走する競馬」が合っているので、このレースに限らず京都外回りでは好成績。武豊騎手は〔3・0・0・4〕で消えた4頭中3頭は1〜3番人気。このレースに関しては「人気の武豊」は危ない。