競馬予想 第57回 安田記念(GT)
1番人気馬は[2・1・1・6]と苦戦で、ここ8年では優勝なし。近7年は連対すらない状況で、これは全GTレースの中でも最悪の成績。1番人気馬が最も危険なGTレースといえる。
ステップは京王杯SCが主力だが、本番までの間隔が中2週に変更された平12年(それまでは中3週)からは傾向が少し異なってきた。そしてこの平12年を境に、安田記念が波乱のレースへと変貌している。平9年〜11年の3年は馬連がすべて2000円以下。ところが平12年以降の7年はすべて馬連3000円以上で、万馬券も5回出ている。実はその原因は高松宮記念の施行時期にもある。高松宮記念が5月開催→3月開催に移行したのも平12年で、安田記念の傾向がガラリと変わってしまった。その近7年で京王杯SC優勝馬は[1・0・0・6]と大不振。逆に2〜6着から本番で連対したのは4頭おり、凡走はダメだが、ある程度は好走している馬が狙い。
外国馬は[2・2・2・13]。連対馬4頭のうち3頭が香港馬。3着の2頭も香港馬で、本気モードの香港馬には注意が必要だ。
1600Mで連対がなかったのは日本馬16頭中2頭のみ。ただその2頭にはGT連対の実績があった。距離実績は必要だが、GT連対馬は例外としたい。