競馬予想 第43回 函館記念(GV)
ハンデ戦となった97年から5年連続で馬連万馬券。その後は馬連万馬券は出ていないが、1番人気〔2・1・1・6〕、2番人気〔2・2・1・5〕、3番人気〔0・1・1・8〕と上位人気馬の成績は良くない。昨年のような、1〜3番人気が1〜3着という結果はレアケースと考えたい。
前哨戦=巴賞上位馬の成績が良くないのが波乱の原因のひとつで、巴賞1〜3着馬は〔2・2・2・12〕。巴賞6〜9着馬が〔2・3・0・13〕だから、連対率は後者の方が高い。
巴賞以外の連対馬は11頭で、そのうち5頭は1〜2番人気。つまり、1〜2番人気の連対馬7頭中5頭は巴賞組以外だったことになる。別路線の人気馬は比較的信頼できる。
重ハンデ馬の成績も良くなく、57キロ以上は〔1・3・0・12〕。1〜3番人気の5歳馬なら〔1・3・0・2〕と比較的信頼できるが、57.5キロ以上は〔1・0・0・7〕。
サンデーサイレンス産駒は〔2・2・1・15〕で、連対4頭は前走、非重賞で3着以内(3頭は1着)。サンデー産駒は凡走後の巻き返しがない。強い血統はニジンスキー系(5連対)、サドラーズウェルズ系(6出走で2連対)といった欧州血統。他場では切れ負けする「重い血統」が狙い。