競馬予想 第41回 京都大賞典(GU)
1番人気が[6・3・0・1]と安定感抜群で、春の阪神大賞典と並んで堅い決着が多い重賞。
20頭中17頭が重賞勝ち馬。うち14頭にGT連対があり、9頭がGT勝ち。重賞未勝利3頭の共通点はGT5着以内の実績。GT上位経験は必須。
中〜長距離での実績も重要な項目で、連対20頭中15頭が2200M以上で勝っていた。残る5頭の内訳は、1頭が2400M以上のGUで2着3回、有馬記念3着と勝ちこそないものの同等以上の実績があった馬、2頭が距離未経験馬だった。距離経験がない場合は底を見せていないことが条件で、この2頭はともに2000Mで重賞勝ち、デビュー以来4着以下が1回のみとかなりの素質を示していた。
ステップ面では、休養明けが連対20頭中15頭で最多。なかでも注目は前走が天皇賞(春)か宝塚記念で上位入線した馬。それぞれ5着以内だった馬はここで、前者が[2・2・0・2]、後者が[4・4・0・6]といずれも連対率5割を軽く超えている。このタイプが出走していれば特に注目したい。休養明け以外の5頭はすべて9月の重賞に出走し、うち2頭が前走1着。休養明けのGT級に対抗するには、ある程度の近況の良さが必要だ。
また、例年頭数が落ち着いてペースは必ずスローになり、過去10年すべてレース上がり34秒台。脚質は不問だが、瞬発力や切れ味を重視したい。