東京1400M時代(平11年まで)は「前走が1400M以下」という馬の連対がなかった。中山1600Mに移ってからも最初の2年(勝ちタイム1.34.4、1.35.7)は同じ傾向だったが、最近4年の勝ちタイムは1.32.1、1.34.6(発表は良だが雨馬場)、1.33.5、1.33.4。3歳4月の重賞で当たり前のように1分32〜33秒台が出る超高速馬場になり、短距離路線から参戦する方が有利になったようだ。
 ただし、前走が1400M以下の場合、連対6頭中5頭は前走1、2着。前走が1600M以上(14連対)なら前走3着以下から巻き返した馬が6頭いる。前走が1400M以下で3着だと苦しい。
 実績面をみると、連対20頭中13頭には重賞3着以内があり、他の7頭中5頭はキャリア4戦以下で2勝。例外2頭が最近2年の2着馬(6戦2勝と5戦2勝)なので際どい項目になるが、「1勝馬(500万条件)は消し、キャリア5戦以上なら重賞実績が必要」というのが基準。
 1番人気は[5・2・0・3]とまずまず。消えた3頭は「武豊(騎手)」が2頭、「藤沢和(厩舎)」が1頭。騎手・厩舎ブランドで過剰人気になっていた。また、2番人気は[1・0・2・7]、3番人気は[2・1・1・6]で、1番人気以外の上位人気は今ひとつ。1、2番人気で1、2着したことはなく、したがって馬連平均6460円と荒れ模様。