競馬予想 第61回 阪神ジュベナイルフィリーズ (JpnT)
1番人気は〔3・1・1・4〕だが03年以降での連対はアストンマーチャンの2着のみ。また、99年以降の連対馬18頭中、半数以上の10頭が6番人気以下の馬だった。馬連配当でも3000円以下は2回だけ。ヒモ荒れも目立つ波乱レースである。
波乱の要因の1つにファンタジーS「上位馬の不振」がある。ファンタジーS優勝馬は、01〜07年すべて1番人気だが、連対したのはピースオブワールド(1着)とアストンマーチャン(2着)の2頭だけ。かなりの素質馬でないと厳しい。さらに、2着馬〔0・0・1・6〕、3着馬〔0・0・0・8〕と、上位組はほとんど馬券圏外に終わっている。
前走着順は「5着以内」。これは過去9年の3着以内馬27頭中25頭が該当する。例外の2頭はファンタジーS組(8着と10着)。上位馬不振のファンタジーSだが、逆に凡走した馬が本番で巻き返す可能性があるので注意したい。
キャリア1戦1勝馬が穴をあけるケースも多い。過去9年で1戦1勝馬は〔0・3・1・10〕だが、「デビュー戦が東京・京都の芝1600M」か「芝デビューで5馬身以上の圧勝」のどちらかの条件を満たしていれば〔0・3・1・1〕と期待できる。