競馬予想 第45回 函館記念 (GV)
函館競技場の改修工事により札幌での開催となるが、あえてここでは考慮しない。
とにかく荒れるというイメージがある重賞だが1番人気は〔2・2・0・6〕。特に最近5〜6年は好走している。かつて人気通りに収まらなかったのは函館の芝が極めて特殊(時間がかかる)だったからで、他場の好走馬が走れなかった。しかし近年は、函館の芝でさえ高速化しているので、他場の好走馬が人気に応えるようになった。
巳賞の1〜3着馬は〔2・3・0・11〕だが、こちらも最近5〜6年は好成績。理由は1番人気が好走するようになったこと同じだろう。
トップハンデは〔1・0・0・9〕で、こちらは変わらず不振が続く。ただし、勝ち馬10頭中7頭はハンデ56キロ以上。特に近年は軽ハンデ馬の出番が少ない。
年齢別成績は4歳〔3・1・4・21〕、5歳〔5・7・5・31〕、6歳以上〔2・2・1・60〕で、6歳以上で勝ったのは5〜7歳時に3連覇した函館の主・エンモハリアーだけ。6歳で2着した2頭のうち1頭も前年の勝ち馬クラフトマンシップ。通常は6歳以上は軽視でいい。