競馬予想 第38回 高松宮記念(GT)
5月末に施行されていた時は波乱も目立っていたが、3月末に移って以降は8回中5回が1〜4番人気以内での決着。それ以外の3回も、1〜4番人気馬の1頭は必ず連対。昨年こそ13番人気のペールギュント2着で荒れたが、基本的にはそれほど荒れないレースに変貌している。
馬連万馬券は2回あるが、それを演出した人気薄2頭はどちらもサンデーサイレンス産駒。同産駒は人気馬も強く5年連続で連対馬が出ている。
ステップで強いのは阪急杯。春に施行時期が変わってからは、毎年連対馬を送り出している。
過去実績も必要。近8年では、平14年のショウナンカンプを除いた連対馬のすべてに「過去にマイル以下の重賞連対」か「過去にマイルCSがスプリンターズSで3着以内」の実績があった。
平坦小回りコースがポイントとなるレースだが、脚質は差し・追い込み馬が有利な傾向にある。4角先頭で連対した馬は僅か2頭で、逃げ馬は1頭のみ。4角5番手以下の馬が13連対と強い。これは高松宮記念に限った話ではなく、条件戦でも中京1200Mは差し・追い込み馬の活躍が目立っている。同じ1200Mの
GT・スプリンターズSでは4角先頭馬が5頭連対しており、一般的なイメージとは逆の結果となっている。