競馬予想 第4回 福島牝馬S(GV)
かつての牝馬東タイ杯(現・府中牝馬S)を思わせる、斤量の上下差が大きいハンデ戦のような別定戦。しかも福島、牝馬限定戦。「荒れないはずがない」という条件だが、3回中2回は馬連で万馬券。昨年は人気が割れすぎて馬連7320円平均だったが、1〜3着は7→5→6番人気。
最も斤量が重い馬(=実績最上位馬)は〔1・0・0・3〕。55キロ以上は〔1・0・0・7〕で、着外7頭には1〜3番人気が4頭もいる。好成績なのは〔1・3・1・3〕の54キロ組で、54キロの4〜5歳馬に限れば〔1・3・1・1〕。
右回り・1800M・斤量差が大きいという点で似ている中山牝馬Sとの関連性は強く、同年の中山牝馬S1〜2着馬は〔2・0・0・0〕。一方で中山牝馬S3着以下の馬が1〜2番人気になると〔0・0・0・4〕だから、中山牝馬S3〜4着あたりの馬が人気ならカモだと考えたい。
1〜3着馬10頭中5頭(連対馬6頭中4頭)は重賞ウイナーだが、ローカル重賞らしく格下馬の台頭も目立つ。前走が「牝馬限定ではない芝1600M以上の1000万〜1600万」だった馬が中4週以内なら〔1・0・2・3〕で、3着2頭は1600万8、6着だった馬の巻き返し。3連複、3連単の馬券では狙って行きたい。