競馬予想 第67回 桜花賞(GT)
桜花賞は「デビュー勝ち馬が基本」だったはずなのだが、昨年の1・2着馬はともにデビュー2着馬。データ泣かせの決着となった。それでも過去10年の優勝馬は8頭がデビュー勝ち。やはり新馬戦で凡走している馬は苦しいだろう。
脚質については馬場の状態が大きく左右される。レース時計で1分33秒台が出るようになった平15年からは先行馬の前残りが急増。それまでは毎年のように後方待機馬が連対していたが、33秒台の決着で追い込みが決まった(それでも2着)のはシーザリオのみ。「時計が速い」→「馬場がいい」→「前が止まらない」の図式である。昨年は34秒台の決着で後方待機の2頭で決着。時計が出る馬場状態かはチェックしておきたいところ。
ステップとしてはチューリップ賞が断然。ただ、チューリップ賞の1着馬は〔1・1・0・8〕と不振で要注意。逆に、チューリップ賞で1番人気だった馬の桜花賞成績は〔4・1・0・4〕と半数以上が連対しており、狙うならばコチラ。
前走での着順は連対馬20頭中18頭が4着以内。ひとつの目安にはしておきたい。また、5着以下だった2頭についても、どちらも前走で1番人気に推されていた。やはり、前走が人気薄で着順も悪い馬は苦しい。