競馬予想 第50回 阪神牝馬S(GU)
一昨年まではGT(エリザベス女王杯)の後に行われるGUで、GT好走馬が貫禄を見せることもあれば、GT好走馬が疲労などで凡走し、前走で条件戦に出走した馬が台頭することもあった。
昨年からはGT(ヴィクトリアマイル)の前に行われるGUとなり、GTホース2頭(ラインクラフト、エアメサイア)の1、2着で馬単320円という堅い決着。GTの前哨戦では実績馬が仕上がり途上で消えることは珍しくないが、牝馬のGT級は数が限られているので、昨年のようなメンバーになれば実績上位馬が順当に好走するはず。
ただし、ラインクラフトもエアメサイアも「年明け緒戦」ではなく、前走は2〜3月の重賞で(牡馬相手に)3着以内。前年のGT以来、という実績馬は疑う余地があるかもしれない。
昨年3着は8番人気スナークスズラン。前走は阪急杯(牡馬相手)4着だった。つまり、1〜3着は前走牡馬相手の重賞で4着以内。前走が牝馬限定戦だった4頭は消えたので、「牡馬相手に好走」がキーワードになるかもしれない。
1600M時代はサンデーサイレンス産駒が〔6・5・6・20〕だったが、1400Mの昨年は6頭出走して2着しただけ。この距離だとミスタープロスペクター系の方が強いかもしれない。