競馬予想 第58回 安田記念(GT)
1番人気馬は[1・1・1・7]。ここ9年間優勝馬は出ておらず、2着すらも8年前にさかのぼる。これは全GTの中でも最悪の成績で、1番人気馬が最も危険なレースとなっている。
安田記念が波乱のレースとなったのは平成12年以降で、実はこの年、京王杯SCと本番までの間隔が中2週に変わり(それ以前は中3週)、高松宮記念が5月開催→3月開催に移行している。平成8〜11年の4年は馬連がすべて2000円以下なのに対し、平12年以降はすべて馬連2000円以上で、万馬券も5回記録されている。
その平成12年以降、京王杯SC優勝馬は[1・0・0・7]。唯一、勝ったのはアサクサデンエンのみ。とはいえ、2〜6着からの本番連対は4頭おり、中2週となって疲れを残さない程度に好走している馬が良績を残している。
その他のステップはバラバラだが、前走が日本での出走なら6着以内が絶対条件。前走で凡走している馬は苦しい。
実績では、日本馬の連対16頭中11頭がすでにGT連対の実績があった。
外国馬は[2・2・2・16]。1着〜3着の6頭のうち5頭が香港馬。本気で参戦してくる香港馬には注意したい。