競馬予想 第13回 東京スポーツ杯2歳S(JpnV)
サンデーサイレンス産駒は[3・2・3・4]で、栗東所属のサンデー産駒なら[3・1・1・0]だが、藤沢和厩舎のサンデー産駒は[0・1・2・1]という分かりやすい傾向もあった。
サンデーサイレンス産駒が出走しながら1頭も2着以内に入らなかったのは、最後の世代となった平17年。
この時勝ったのは母の父サンデーサイレンスのフサイチリシャール。この年から3年間で「母の父サンデーサイレンス」は[3・1・1・0]。主役の座は父サンデーサイレンスから母父サンデーサイレンスに移った。
連対馬は後々マイル〜短距離路線で活躍することが多いものの、この時点ではエリートコースで素質勝負。その象徴が「サンデーの強さ」だが、その他にも「素質勝負」が色濃く出ている。
デビュー戦1着は連対20頭中9頭だが、2戦目までに勝ってなかったのは1頭。前走が新馬戦だった馬は7連対だが、前走が未勝利戦だった馬は連対0。連対馬の前走成績は[13・6・0・1]。
初勝利が3戦目、前走4着という例外は両方メイショウサムスンだが、連対20頭のうち、後に2000M以上のGTを勝ったのは同馬だけ。「大物ほど例外を作る」ことの典型例となっている。