競馬予想 第58回 ラジオNIKKEI賞 (GV)
6〜7月に行われる3歳限定ハンデ重賞にどのような意味があるのか不明だが、ハンデ戦となった平成18年以降、ハンデ55キロ以上は〔0・1・1・10〕。
〔ハンデ55キロ以上で1〜3番人気〕に限ると〔0・0・0・4〕。通常、ハンデ重賞では「重ハンデの人気馬」は好成績なのだが、3着もない。ハンデ戦時の連対馬6頭中5頭は52〜54キロ。52キロは南半球産(=実質54キロ)で、実質ハンデ53〜54キロの馬が連対馬の大半を占める。
なぜこうなるかというと、ハンデ戦でありながら実質はハンデ戦ではないから。表面上の実績に応じて機械的に斤量が決まっており、実力を反映したハンデとは言いがたいものになっている。
そのようにして決まったハンデが重い馬が凡走しているということは、実績上位馬が凡走しているということ。過去10年、前走がGTだった馬は〔1・2・2・22〕。連対3頭は前走15、10、15着。大凡走していれば希はあるが軽視が基本。
ハンデ戦になってからの連対馬6頭中5頭は、「芝での連対は500万クラスまで」だった。芝オープンで好走があるとハンデが重くなるだけで、実績は不問というより不要。