競馬予想 第39回 函館2歳S(GV)
「新馬戦への出走は1回だけ」となった2003年から傾向が変わってきた。97〜02年はキャリア1戦馬は〔2・0・1・22〕だったが、03〜06年は〔3・2・3・19〕。以前のような「キャリア1戦馬は苦戦」というレースではなくなったが、03年以降の連対馬8頭中2頭は地方所属馬。キャリア1戦のJRA所属馬が好走できるシステムとなったため、キャリア3戦以上の地方馬が活躍しやすくなっているとも言える。
また、1番人気は〔0・4・1・5〕だが、3着以下6頭中4頭はキャリア1戦。キャリア1戦の人気馬は疑うという姿勢が正解だろう。
「新馬戦への出走は1回だけ」となってから、デビュー戦で負けた馬は苦戦の傾向。最近4年の連対馬8頭中7頭はデビュー戦で勝っており、例外1頭は地方馬(初戦2着で2戦目1着)。
ラベンダー賞の勝ち馬は〔2・1・0・4〕で2走前がダートなら〔2・1・0・2〕。連対3頭中2頭は地方馬なので「2走前ダート」ということになるが、JRA所属馬でも連対したのは2走前がダートだった馬。ラベンダー賞2〜3着馬は〔1・2・2・4〕。ラベンダー賞1着馬と互角の成績を残しているが、ラベンダー賞4着以下だと〔0・0・0・15〕でまったく不要。