競馬予想 第51回 阪神牝馬S(GU)
3年前までは12月の1600M。一昨年からは4月の1400M。ヴィクトリアマイルへのステップレースとするための変更だが、レース名が同じだというだけでまったく別物。よってデータは2年分。
一昨年は57キロ(=GT馬)の1、2番人気馬が1、2着して貫禄を見せたが、昨年は前馬55キロで1、2番人気は3、8着。GT馬が出走して人気なら信頼できるが、そうでなければ波乱の余地ありとしたい。
1600M時代はサンデーサイレンス産駒が8年で[5・3・5・17]。3着以内に入らなかった年がなかった。しかし、1400Mになってからは[0・1・1・6]と不振。阪神芝1400Mはサンデーサイレンスが得意ではないコースの1つ。
一昨年は前走が牡馬相手の重賞だった馬が1、2、3着。昨年は1、2番人気(3、8着)の前走が牝馬限定戦で、前走が牡馬相手の(芝の)重賞という馬は出走していなかった。1着馬の前走は牡馬相手の1600万。「牡馬相手」がキーワードになりそうだ。
一昨年は4歳のワンツー、昨年は6歳のワンツー。5歳馬が良くない、という傾向になるかもしれないが、4歳のGT馬は信頼できるが、GT未勝利の4歳馬は信頼できないだけかもしれない。