競馬予想 第43回 CBC賞(GV)
一昨年まで10年間、暮れの開催に固定されていたが、昨年から6月開催に戻り、GVに下がり、ハンデ戦となった。暮れの別定GUとはコースと名前が同じだというだけで、実質的には違うレース。一昨年までのレースはあまり参考としない。
一昨年までこの開催には3歳限定のファルコンSがあったが、昨年は一昨年までのファルコンSと似たような決着となった。
まず、外枠有利。1着は8枠で、2着は3枠だが内を通らず、3着は6枠だった。梅雨時の開催最終日で内が荒れているため、このようになる。
次に、ダート実績場が好走しやすく、ダート実績がないなら函館(重い洋芝)実績があるのが理想。これも芝が荒れているためだ。昨年の1着は函館スプリントS2勝馬で、2着はダート3勝馬。そして3着はダート重賞の勝ち馬だった。
ファルコンSで葵Sや橘S(どちらも京都の高速芝)の勝ち馬が不振だったように、高速芝での実績はアテにならない。昨年はテレビ愛知オープンが雨の影響で1分9秒0だったので勝ち馬が2着に来たが、テレビ愛知オープンが1分6〜7秒台なら勝ち馬はCBC賞では危ないはずだ。
ここまでファルコンSと似ているなら、かつてのファルコンSと同様の波乱の傾向となるはず。