競馬予想 第56回 府中牝馬S(GV)
エリザベス女王杯へのステップレースだが、本当に強い(実績がある)馬は斤量が重くなるので牡馬相手のレースに出走することも多い。斤量57キロは[0・0・2・1]。58キロでメジロドーベルが勝ってはいるが、これは別格と考えたい。
前走クイーンS組が7連対で最多だが、この組も斤量が鍵。連対7頭中4頭はクイーンS1着だが、他の3頭中2頭はクイーンS56キロ→府中牝馬S55キロだった。このタイプ(クイーンS56キロ→府中牝馬S55キロ)は[2・0・1・0]。
実績馬の斤量がクイーンSより軽くなるようなレースなので、1番人気は[5・2・2・1]と安定している。馬連平均で1840円だから、ほぼ荒れないと考えていい。
重賞実績は重要で、連対20頭中15頭はすでに重賞を勝っていて、他も5頭中4頭には重賞2〜3着はあった。なお、重賞未勝利だった5頭中3頭は父がトニービン系。さすがに東京芝には強い。
4歳[7・6・8・41]、5歳[3・4・2・43]、6歳以上[0・0・0・23]。4歳馬が1頭も連対しなかったのは平15年(最高3着)だけで、この時はオークス1、2着の5歳馬が1、2着。よほどのことがなければ軸は4歳馬。5歳馬は人気で消えることの方が多い。