競馬予想 第43回 小倉記念(GV)
10年中1回だけ1800Mだったことがあり、10年中3回は別定戦だが、基本は2000Mのハンデ戦。ハンデ戦時の斤量別成績を見ると、57.5キロ以上は〔1・2・0・5〕。1〜2番人気に限っても〔1・1・0・4〕だから、「人気ほどの信頼度はない」という扱いが正解だろう。一方、54〜57キロで1〜2番人気なら〔2・3・0・3〕。酷量ではない人気馬は比較的信頼できる。
連対馬10頭中の前走成績は〔7・5・1・7〕。4着以下だった7頭中2頭は前走がGT(宝塚記念)で、他の5頭中3頭は前走が新潟・京都の外回りだった。新潟・京都の外回りと小倉では要求されるものが違うので、このコース替りでの一変パターンには要注意。
前走重賞(牝馬限定戦と3歳限定戦を除く)で3着以内だった馬は〔5・1・3・12〕。ここから1年以上の休み明け、斤量が前走なら2キロ以上増えた馬、今回の斤量が57.5キロ以上の馬を除くと〔4・1・2・3〕。それなりに信頼できるといえるが、それよりも注目すべきなのは前走、中京か小倉の芝2000Mで1000万条件を勝った馬で〔2・3・0・1〕。4着以下1頭は別定戦の時で、ハンデ戦なら連対率10割。軸として期待できる。格より近況重視は夏のハンデ戦の基本だ。