競馬予想 第29回 小倉2歳S (JpnV)
夏の2歳重賞で重要なのはステップレースに相当するオープン特別組の取捨。フェニックス賞の勝ち馬は〔2・1・0・4〕で、「良くない」部類になる。消えた4頭は2、1、3、1番人気。また、フェニックス賞3着以下だと〔0・0・3・13〕。巻き返しは「まず無理」だと言える。
1番人気は〔1・0・3・6〕で、かなり酷い成績。フェニックス賞の勝ち馬が不振であることにも関連するが、連続開催の最終日であるにも関わらず、開催前半の高速芝で(新馬戦を)勝った馬が人気になるからでもある。1番人気で勝ったメイショウボーラーは前走重馬場で1着だった。
連対20頭中、新馬初戦勝ちしていたのは11頭に過ぎず、2回小倉(高速芝)の新馬戦を「好時計勝ち」した馬は疑う必要がある。
芝が荒れている(連続開催の)最終日で、外枠有利。1〜4枠〔2・2・3・58〕、5〜8枠〔8・8・8・58〕で、7〜8枠が1頭も3着以内に入らなかったのは10年で1度だけ。その時も2〜3着は6枠だった。
牝馬が〔8・3・7・57〕と優勢。強い(将来性のある)牡馬はあまり出走しないからだろう。